努力を努力と思わずに夢中になる それが矯正だった
努力って、普通はしんどいものだと思われている。
我慢して、耐えて、歯を食いしばって続けるものだと。
でもウィリアムにとっての矯正は違った。
気づけば薬剤のことを考えている。
還元の入り方、軟化の見極め、アイロンの熱の入り方。
営業が終わったあとも、動画を見て、検証して、また試したくなる。
誰かに「努力家だね」と言われても、正直ピンとこない。
だって、努力している感覚がないから。
ただ夢中だった。
上手くなりたいとか、評価されたいとか、
もちろんゼロじゃない。
でも一番は「もっと綺麗にできるはずだ」という
あのワクワクだった。
努力を努力と思わずに続けられるもの。
時間を忘れて追いかけてしまうもの。
それが、自分にとっての“本物”なんだと思う。
そしてウィリアムにとって、それが矯正だった。

